社寺屋根工事

社寺屋根工事

社寺施工の流れ

CAD施工図作成

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CAD施工図作成

野地調整や建物にあった美しい屋根や、時代の背景や宗派によって工法が違うため、厳密な計算により屋根施工図を作成します。

下地材貼り

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下地材張り

用途に合わせて、数種類の中から選び使用します。

③	横桟打ち・割付け

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横桟打ち・割付け

屋根には直線・反り屋根・むくり屋根があり、それぞれに考慮して桟木を打ちます。野地にムラがある場合は修正します。

縦桟打ち

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縦桟打ち

平瓦の左右に縦桟木を打ち、平瓦の安定を求める工法です。

瓦揚げ

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瓦揚げ

屋根に瓦を配置するには瓦のねじれによる使分けを考慮して、配置する場所を決めています。

軒瓦ぐり

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軒瓦ぐり

木材で軒瓦の曲線に合わせて瓦座を刳る作業をします。
軒下から見たとき美しい仕上がりになります。

軒付け

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軒付け

屋根の基準となる線なので波を打たないように施工します。
軒巴瓦はノサ(鈍角)・カギ(鋭角)を使い分け、選別した上で施工します。

地葺き

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地葺き

瓦を葺いていきます。

掛瓦施工

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掛瓦施工

掛瓦は雨水を妻側に流す働きをする瓦です。屋根の勾配を考慮して施工します。

掛巴施工

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掛巴施工

掛巴(かけどもえ)瓦には、鋭角(カギ)・直角(カネ)・鈍角(ノサ)があり、箕甲(みのこう)の勾配により使い分けをしています。また、紋様の種類により垂直になるよう設計施工しています。

袖丸合端

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利根丸施工

利根丸の通りを軒先から棟際まで通すように葺きます。

袖丸合端

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袖丸合端

袖丸瓦の瓦と瓦の接合点を鏨(たがね)や電動切断機等で隙間なく合わせる作業(合端)をします。

袖丸合端

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袖丸取り付け

箕甲(みのこう)状にするよう計算し施工します。

向拝袖丸取付

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向拝袖丸取付

向拝(コウハイ)の縋(スガ)る破風のところの袖丸瓦は垂れの深い瓦を使用し、袖丸瓦の垂れ下端も掛巴瓦の曲線に合わせ合端をします。

のし瓦の選別

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のし瓦の選別

のし瓦には直・反り・むくりの3種類に大別され、それを選別し使い分けます。

棟鬼合端

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陸棟鬼瓦合端・組立

鬼瓦を屋根に配置することを想定し、拝(おが)み部分の利根丸(とねまる)の勾配に合わせて合端(あいば)し、組立てます。

棟鬼合端

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鬼立て

鬼の種類によっては「阿(あ)」「吽(うん)」があり使い分けが必要です。ステンボルト・銅線でしっかりと緊結します。

棟鬼合端

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甍施工

棟の丈夫さと重厚さを表現するために、棟に軒瓦を使用しています。

棟鬼合端

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棟鳥居作成

屋根の形状、鬼瓦の形を考慮して、鳥居を作成します。

棟鬼合端

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棟施工

施工にかかる前に棟の線をイメージし、諸条件を確認し尚慎重にのし瓦を積んでいきます。

棟鬼合端

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降り棟施工

降り棟は陸棟の反りおよび屋根の広がりを生かす働きがあり、屋根の美観を表現しています。

棟鬼合端

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隅棟・稚児棟施工

方形屋根・寄棟屋根・入母屋屋根等の隅棟に二の鬼瓦を使用した場合の、一の鬼瓦(隅鬼瓦)とニの鬼瓦の間の短い棟(稚児棟)のことをいい、隅の曲線でもって屋根の美しさを表現しています。

棟鬼合端

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水切りのし瓦施工

建物に雨水を侵入させないために必要です。半分に割ったのし瓦使用するため、ずり下がりやすい部分なので銅線で緊結し施工しています。

棟鬼合端

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隅蓋取り付け

切妻屋根の隅先の、隅巴(すみどもえ)瓦と軒巴(のきどもえ)瓦と掛巴(かけどもえ)瓦の接点を覆うために施工します。隅蓋(すみぶた)はいろんな種類があり「阿(あ)」「吽(うん)」を左右に配置します。

棟鬼合端

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完成

足場が外れ、全景のお目見えです。

施工実績

施工実績

瓦写真